こんにちは arafif-mです。

 

Yの棚は、ディスクをアルファベット順に並べている我が家では位置的にどうしても端の方になってしまいますがエース級のレギュラーメンバーが大勢いるプライムシェルフです。

 

なので泣く泣く選考から漏れたものもこれまでに何度も名前が挙がっていたりしたのですが今回はコチラ

 

Yung Wu “Shore Leave”(‘87)

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名前とジャケから中韓系?と思われそうですが、メンバーは The Feelies そのもの(+1)です。

 

メンバーが同じなので変名バンドとされがちですが私にとってはれっきとした別バンドです。

 

では何が違うのか?

 

リーダーが違います。

 

マーサー、ミリオンの双頭が引っ張る Feelies に対し、Yung Wu は普段後ろでタンバリンやらマラカス等の鳴物を担当するウェッカーマンが曲を作り前に出て歌います。

 

以前ジョナサン・デミ追悼で書きましたが、デミの映画 “Something Wild” Feelies の演奏シーンがあって、その中で David Bowie “Fame” のカバーをやる際にボーカルがウェッカーマンだったのですが、正にアレが Yung Wu です。エンドロールクレジットは Feelies ですがあの曲の時だけは Yung Wu です(個人のこだわりです)

 

あんな感じでゆるーいカバー等も交えて展開される音世界はひたすらほのぼのとしていてマーサーのぼそぼそとしたボーカルや緊張感と対照的です。

 

ボーカルは酔っ払いのカラオケみたいで味があるし「+1名」のジョン・バウムガートナーのキーボード/アコーディオンもそのほのぼの感に大きく寄与していると感じます。

 

因みにジョンさんは Feelies と関わりの深い The Trypes / Speed The Plough の中心メンバーであり、Feelies ドラムのスタン・デメスキーの義兄でもあります。

 

Trypes 自体も Feelies メンバーを丸呑みしていた時期もあるのでほぼ同じメンバーの3バンドの音の個性の違いは凄く面白いです。

 

Shore Leave Yung Wu としては唯一のアルバムですが長らく廃盤が続いていて後追いで探していた頃は入手が結構困難でした。

 

何年も探して見つからず、初めて買ったMacで「ピィィィィーガァァァー」とかやってパソコン通信()の掲示板に書き込んでようやく手に入れた思い出のレコードでもあります。思えばMacはその為に買ったようなものでした。

 

また、オンラインの中で他人との初のコンタクトだったかもしれません。念願のレコードを入手できた時は本当に凄い時代が来た、革命だ!と本気で感動したのが懐かしいです。

 

その後も日本国内では見かけたことがないのですが、ローマのレコード屋で見つけたので持っているのに嬉しくてつい買ってしまいました。

 

まぁ色々な事について Feelies がモチベーションになっているという話にすり替わってしまいましたが、今血眼で探しているのは、Yung Wu がライブの物販でのみ販売したというCDR。これはDiscogs でも出品が無いのでやはり本国に乗り込むしか無さそうな